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坐骨神経痛

2014/05/26

5月26日(月)

70代女性 以前から慢性的に腰の痛みがあったが、2週間前から痛みが悪化それと同時に右臀部からふくらはぎにかけての痛みが出現。近所の整形外科を受診坐骨神経痛と診断され、痛み止めの注射と薬を処方される。しばらく薬の服用をするも、長時間の立位や歩行時の痛みが増してきた為知人の紹介で当院受診。

問診と体表観察により腎の弱りを認め、特に腹診における右大巨の反応顕著
治療は右大巨および右胞膏、右足三里のお灸を行う。

初診来院時は痛みで3回休憩が必要だったが帰りは1回の休憩で済む。
4診目には痛みは2割程度まで軽減。現在は週1回のペースで通院中です。

高齢の方の慢性的な腰痛は改善に時間がかかる事も多いですが、今回のように付随する神経痛などは初期のうちに治療を行えば早期に治癒する事も可能です。その場合も東洋医学的診断、治療が不可欠となります。

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