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副鼻腔炎

2014/01/21

1月21日(火)
20代 女性 昨年12月に風邪をひき咳が続く。長引いたため漢方薬を服用するも効果なし。
鼻水もひどくなり耳鼻科受診。副鼻腔炎と診断される。
鼻水、鼻づまり、頭痛、左頬、左下歯痛、味やにおいがわからないといった症状が続く。
現在妊娠5ヶ月で抗生物質が使用できず、以前逆児で鍼灸治療を受けた事もあり当院来院。

舌中から舌根にかけての苔が厚く、歯痕(しこん)あり。脈滑。きっかけは風邪からだが、その後脾胃の働きが低下し、副鼻腔炎を長引かせていると考える

初診は左合谷、足三里、右脾兪を使用。3診目には頭痛、左頬、下歯痛消失。
4診目にはにおい、味ともわかるようになり、日常生活での支障は無くなる舌の所見も改善。

副鼻腔炎はこじらせると慢性化することもありますが、鍼灸治療は奏功します。ただ良くなっても再び風邪をひいたりすることによりぶり返すことも多いので注意が必要です。

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