みずほ鍼灸院ブログ不妊症体外受精(IVF)について② 低温期の鍼治療

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体外受精(IVF)について② 低温期の鍼治療

2015/10/07

10月7日(水)

排卵誘発法を行なう時期、低温期においては鍼灸治療も卵子の成熟に主眼をおきます。

低温期から排卵期までは東洋医学でいう陰気(いんき)が盛んになってくる時期です。
この時期に五臓でいう腎(じん)を補い、卵巣の働きを高めることで質の良い採卵につなげます
体質的に胃腸が弱かったり、貧血傾向な方には脾胃の働きも同時に高めて行きます
タイミング療法や、人工授精を行なう場合も同様です。

その結果、採卵数の増加や受精卵のグレードアップが期待でき、体外受精の妊娠率アップへとつながります。

排卵誘発法は低刺激、高刺激といくつか種類がありますが、卵巣が反応しすぎると、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)を起こしたり、逆に反応が鈍く、十分に成熟しないまま排卵したりと、身体は敏感に反応します。

そういった意味でも鍼灸治療で生理周期に合わせた治療を行い体調を整えておくことが大切です。

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