みずほ鍼灸院ブログ不妊症体外受精(IVF)について①

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体外受精(IVF)について①

2015/10/05

10月5日(月)

人工授精(AIH)からのステップアップとしては不妊外来のメインともいえる体外受精(IVF)となります。

体外受精とは、あらかじめ精子を採取保存し、採卵した卵子と人工的に受精させ、受精卵を子宮内に戻す方法です。
一般的な体外受精では、採取した卵子に精子をふりかける形で受精させますが、精子の数が少なかったり運動率が低い場合、卵子の受精力が弱い場合には顕微授精(ICSI)と呼ばれる方法をとる事があります。
これは受精に際し、顕微鏡を使い卵子に注射で精子を送り込むという方法です。

体外受精で採卵を行なう際は、自然周期での排卵を待つ場合もありますが、ほとんどは低刺激および高刺激での排卵誘発法で卵子の成熟、排卵を促し、良質な卵子を出来るだけたくさん採取する事を目標とします。

不妊治療を行う上で重要かつ難しいのは、どの誘発法で卵子を成熟させ、どのタイミングで採卵するかという事です。
その方の卵巣年齢やホルモン値、今まで行なってきた治療や誘発法の反応等を総合的に判断し、その時点で最適だと思われる排卵誘発法を選択します

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