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五十肩  

2014/12/15

12月15日(月)

50代 男性   今年の4月頃から右の肩関節あたりに痛みを感じるようになる。これといったきっかけは無く痛み徐々に増していった。 近所の整形外科を受診、レントゲン上では異常なく五十肩と診断されリハビリを継続
最近になって痛みとともに腕が挙がらなくなってきたため知人の紹介で当院来院。

肩関節周囲炎、通称五十肩。 肩関節を構成する筋肉や靭帯の炎症から始まり、その後の硬縮期では頑固な運動制限が起こります。
この方も初診時は右腕は水平位までしか挙がらず、背中を掻く動作は全くできませんでした。
初期の炎症期には痛みが強く、硬縮期に入ると治癒までに半年、一年かかる事もめずらしくありません。
治療で重要なのは今がどの時期かを見極め、運動法と養生指導をしっかり行うことです
これを間違うとかえって悪化したり、治癒までの期間が延びてしまいます

五十肩の治療でも経絡、寒熱、虚実といった東洋医学的なアプローチから治療を行います。
今回の症例はその中で上下左右のバランスを整える治療が奏功し、当初の予想より早く2ヶ月程で完治することができました

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