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スポーツ障害に対する鍼灸治療

2015/05/16

5月16日(土)
15才 中学3年生 男子
地元サッカークラブに所属 去年の夏試合中左太もも前面に激しい痛みを感じる。
その後は痛み、違和感を感じつつも治りかけていたが陸上の授業で全力で走った際再び左太ももに激痛が走る。
2ヶ月間サッカーの練習を休み、接骨院、整形外科で電気、温熱、マッサージ等治療を行うが痛みはひかず。
去年の11月にMRI検査をしたところ患部に血の塊ができており、それが痛みの原因になっていると言われる。
3月の初診の時点では全力の4,5割程度でしか走れず

東洋医学では骨折や打撲外傷などは瘀血(おけつ)の発生要因とされており、今回瘀血が原因での痛みと考え治療を行いました
瘀血の性質上、痛みは激しく、長期に渡る事があるのと、本人が練習、試合をしながらの治療を希望した為当初は治療に時間がかかると思われました。
しかし予想以上に鍼治療への反応が良く、瘀血としての血の塊がみるみる小さくなっていくのが実感できました。
現在では全力で走っても痛みは無く、1日2試合フル出場できるまでに回復

成長期におけるスポーツ障害は経過、練習内容、ご家族への説明等気をつける面が多くあります。
練習再開の判断や治療を誤ると大事な時期にプレーができず責任も重大です

成長期に限らずスポーツ障害は鍼灸治療の得意とする分野でもありますのでお悩みの方はご相談下さい。

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