みずほ鍼灸院

患者さんとの距離感

7月8日(水)

先日精神科のドクターとお話する機会がありました。
その方はアルコール中毒の方を主に担当されてるそうですが、他にも発達障害や躁鬱病などの患者さんも多く診察され興味深い話をたくさん聞く事ができました。

先生が言われるには医者にSOSを出してくれる患者さんはまだ大丈夫だと。
自分が病気であると自覚できない、もしくは認めたくない。
また働きざかりの中高年男性に多いらしいのですが、愚痴や泣き言を他人に言うのを良しとしない。
(なんとなく自分もあてはまる気がします)
こういった患者さんは治療も大変だそうです。

鍼灸治療においても、ご本人も気づいてない身体の不調を見逃さずケアをする。
家族や親しい人にはなかなか言いづらい事も鍼灸院に来るとついしゃべってしまう。弱音を吐く事ができる。
患者さんとそんな関係を築くことも大事だと実感しました。
ただ中にはそういった距離感が苦手な方もみえるのでその見極めも重要ですね。

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