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前立腺炎に対する鍼灸治療  

2012/01/11

1月11日(水)  42歳 男性  平成18年 頻尿、排尿時痛、腰部鈍痛があり泌尿器科を受診。前立腺炎と診断される。 以降症状安定せず慢性化の経過をたどる。
昨年末忘年会等で飲酒の機会が増え、上記症状悪化。夜間尿4回ほどあり熟睡できず。

問診、体表観察を行い過度の飲酒により湿熱が膀胱機能を低下させたと考える。
治療は百会、中極、三陰交穴等を使用。湿熱の排出を促す。

3診目には夜間尿が1、2回に減少。下腹部の鈍痛も軽減
ご本人も短期間の改善に驚かれてみえました。
今回も舌診での変化が顕著で治療効果には期待が持てました。

慢性化した疾患で、改善まで時間がかかりそうな場合でも数回で治癒する事は少なくありません。
ただこの症例も含め、治療と共に食生活、睡眠、運動などの養生が重要です

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